ロブマイヤー。
まだいきます。
ワイングラスが注目されがちですが、LOBMEYRのドリンキングセットはひじょうに
幅広い構成です。
先日ご紹介した19世紀末のウィーンにおける芸術活動の中心人物ヨーゼフ・ホフマン。
彼のオーストリアにおける建築家・芸術家としての名声はゆるぎありません。
時と場所を同じくして活躍したもう一人の孤高の巨匠。
アドルフ・ロース。
アール・ヌーボーと決別し、「装飾は罪悪」と言い放つ。
彼もまたオーストリアを代表するガラス工芸工房ロブマイヤーのグラスデザインを
手がけます。
Loos tumblerⅢ
今も多くの人が訪れるロース・バーのために自らがデザインした古典の名品。
そして今もロース・バーで使われ、そして今もオーダー可能。
15アイテムがラインアップされています。
熟練工によって底面に施される格子状のダイヤモンドカットはロブマイヤーでのみ
可能な技術と言われています。
ほんのわずかに微妙に外に開いたシャープなフォルム。
手に感じるずっしりとした存在感。
受注生産です。
高価ですがサービスよりご自身の楽しみにいかが?
もしくは、LOOS-BARで100年の時を超えてみませんか。